潮が読めれば釣りはもっと楽しい

初心者の方は、友人や情報誌から「○?△□漁港でスゴイ釣果があったぞ!…」とか聞いて、翌週にワクワクしながらスッ飛んで行っても、「潮」「月」「時間」によって、実は「情報の日」と「当日」では、海のコンディションが全く異なっていることに気づいていないことがよくあります…。
そこで!!「海」についてわかりやすく解説したつもりですので、釣りを楽しむための基礎知識としてお役に立てば幸いです。

「潮汐(ちょうせき)」って何??…

「潮が流れる」時間帯を狙うべし!

海面から出ている岩を歩いていき、ふと気がつくと帰り道がない!!…
潮が、満ちたり引いたり…1日に約2回、いわゆる「満潮」と「干潮」を、日々繰り返していることを「潮汐(ちょうせき)」と言います。
それが「釣り」に密接な関係があることは、比較的良く知られていることですが、さて?どのように関係あるのでしょーか?
魚の活動は「潮が流れている」間に活発になると言われています。それは、海底のプランクトンなどの微生物が潮の流れで動き出し、それを捕食する小魚などの小型の生物が活発になり、それを捕食する大型の生物も動き出す…というわけです!
潮が「満潮」から「干潮」になり「干潮」から「満潮」に変化していく過程を「潮が流れる」とか「潮が動く」と言います。
潮が「満潮のピーク」の時と「干潮のピーク」の時がいわゆる「潮が止っている」という状態です。



さらに、「潮が流れる」時間帯の中でも特に「上げ三分」「下げ七分」が、最も大きく潮が流れ、釣りに有利だと言われています。

尚、「潮が流れてる方がチャンス」つまり海面が穏やかな日よりも、多少波があるほうが良いと言われています。しかし荒れはじめるとダメ!なにより危険です!

当店店頭にて、一年間分の「満潮」と「干潮」の時間がわかる小冊子(潮汐表)を扱っておりますので、ぜひご利用ください!

「大潮」とか「小潮」って何??…

干満の差が大きい時を狙うべし!

この「潮の干満」は「地球」が「太陽」や「月」の引力の影響を受けておこる壮大な現象である…そして「干満の高低差」は、いつも同じではないからオモシロイ!
この「干満の高低差」が大きい日が「大潮(おおしお)」と呼ばれており、あとは高低差が小さくなっていくにしたがって「中潮(なかしお)」「長潮(ながしお)」「若潮(わかしお)」「小潮(こしお)」と5段階の変化を15日ごとにくり返しているから不思議!

例えば、2002年6月を例にすると…

この大潮4日、中潮4日、小潮3日、長潮1日、若潮1日、中潮2日、となりまた大潮になる15日のサイクルを把握することにより「最も潮が大きく流れる大潮の日」と「最も流れない小潮の日」では、同じ場所で同じ「上げ三分」の時間でも実はコンデションが大きく違ってくることがわかります!
尚、「大潮」の時は絶好のチャンスですが、干満の差が普段より大きいので岩場で釣りをする時は帰り道に十分ご注意を…。

「月の朔望(さくぼう)」って何??…

真っ暗な夜を狙うべし!

夜釣りの人気が高い北海道、それは魚が暗い時間帯にエサを求めて深場から浅場へ岸寄りするため、釣れる確立が大幅にアップするからです。 さらに、夜空に浮かぶ「月」が満月だと、釣りをする上で明るくて安全だし楽ちんですが、「月はできるだけ欠けてる日」あるいは「雲で月が隠れてる日」の方が釣りには有利と言われています。
それは、満月だと月明かりで浅場が明るくなるため警戒して岸寄りしてこなかったり、発光体を使用した集魚効果が得にくいからです。特に「イカ釣り」では月明りが非常に大きく影響します。



「月」は図のようなサイクルを約30日でくり返しています。つまり、大潮から小潮になるサイクルのちょうど半分です、そして「望月」と「朔月」の時は「大潮」で、「上弦」「下弦」の時は「小潮」になるから不思議!
ふらっと、釣りにいったら満月だった…こんな日は深場を狙うか深場めがけて遠投したほうが良いかと思いますが…。

尚、「朔月」は絶好のチャンスですが、暗いので足元にご注意を…

「マズメ」って何??…

魚の「朝メシ」どき「晩メシ」どきを狙うべし!

魚がエサを求めて活発に動くのは、早朝「日の出の前後1時間ぐらい」と夕方「日の入り始めから暗くなるまでの2時間ぐらい」と言われています。これをそれぞれ「朝(あさ)マズメ」「夕(ゆう)マズメ」と言うのです。魚種にもよりますが比較的「朝マズメ」の方が有利なようです。
北海道で夜釣りの人気が高いのは「夜から朝」が有利といわれる魚種が多いためなのです。例えば…クロガシラ、ホッケ、ソイ、アブラコ、カジカ、イカなどなど…
つまり、魚はあまり昼ゴハンを食べないようです…?


いかがでしたか?
基礎的な事ですが、多少なりともお役に立てれば幸いです。
それでは、安全で楽しいフィッシングライフを…
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どうぞごらんください。